YURRYちゃんのぷるぷるワールド

わぁ!すげー!すてき!のシンプルな感情を心の奥底から感じることが大好き。いつも人間らしく野生で犬のように動き回って生きたい永遠の子ども

もしもパラレルワールドがあったら

昨夜ドラえもんの「のび太の魔界大冒険」という映画をみた。
ずいぶん昔の作品で小学生ぶりに見たからなつかしさを噛み締めた。

 

この作品ではのび太が、もしも魔法が使える世界になったら、という世界をもしもボックスで作り出し、現実世界と魔法世界のパラレルワールドでハプニングに見舞われるというお話である。魔法世界でトラブルにあったのび太たちはタイムマシンで現実世界のもしもボックスを使う前の時間に戻るが、世界が変わっても魔法世界のトラブルはそのままあり続けパラレルワールドとして進行していくことを知る。結局のび太たちは魔法世界のトラブルを片付け現実世界に帰ってくるが、わたしはこの映画からほんとうにパラレルワールドは存在するんじゃないかと思ってしまった。

 

 

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わたしは小学1年生のとき交通事故にあった。
信号無視をした車にはねられたのだ。
お母さんと妹とミスタードーナツを買いに横断歩道を渡ろうとした。ちゃんと青信号になった。気分がちょっと上がっていたため手をあげてわたろうかと思ったぐらいだ。そんなとき右からまぶしい光がさしてきて、わたしに近づいてくるんだ。

 

 

       ------ なんで? ------

 

 

そう心に言葉が浮かんだ瞬間、記憶も体も飛んだ。

6歳で華奢な体をしているわたしの体は宙に舞った。
おそらく5メートルぐらい飛ばされたそうだ。

 

目を覚ましたときにはわたしのまわりを大勢の人が囲んでいて、
「救急車呼んで!!」
「歩ける?!痛いところは?!」
などと大人たちが騒いでいる

 

幸運なことにわたしは痛いところなど感じなかった。
なにが起こったかもわからなかった。
とにかくみんなが病院病院!!と叫んでいる。


「いやだ!!!!かえる!!!!」
わたしは泣きじゃくりながらそう叫んでいた。なぜなら病院は手術をするところだと思ったからだ。おなかを切られるなんてぜったいしたくない!!痛いことはしたくない!!というかわたしは今どこも痛くないのだ!! 

 

わたしは泣け叫び、通行人の大人たちもたくさん協力してくれ、結局タンカーに乗せられて病院に運ばれた。 あれほど怖かったことはない。(わたしはおなかを切られるんだ、包丁できられるんだ 死んだ と思った。)

 

 

 

しかし幸いなことにおなかを切られはしなかった。
レントゲンで全身を撮られただけだった。
6歳のゆりーは安心した。

 

 

そして気になる結果は、まったく異常なしだった。

あれほどふっとんだのに、骨も打撲もなく、無傷で生還したのだ!!!

 

 

 

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打ちどころが悪かったら死んでもおかしくないと思う。

または後遺症が残ったりした可能性もある。
しかし6歳のゆりーちゃんは無傷だったのだ!!!

 

 

 

このドラえもんの映画をみてわたしは、もしこの事故で誰かが身代わりになっていたら、誰かがわたしを助けていたら と考えてしまった。
これは完全妄想なのだが、わたしは本当はあの時点で死んでしまっていたのかもしれない。しかし未来またはパラレルワールドのだれかがこの世界の事実を変えたのでは?どこかの世界でわたしが生きなければならないことが発生したのでは?

そんなことを思ってしまった。

 

わたしは魂もエネルギーも見えない力も幽霊も信じている系の人間だ。
もしだれかがあの事故の瞬間身代わりになってくれていたら、助けていてくれたら、そう思うと今生きてることがなにか特別な気がして、生かされた生命をやりとげたいと思った