YURRYちゃんのぷるぷるワールド

わぁ!すげー!すてき!のシンプルな感情を心の奥底から感じることが大好き。いつも人間らしく野生で犬のように動き回って生きたい永遠の子ども

違う組織で働いてみたら前の会社のいいところがたくさんあった

 

Hello

社畜の巻を終えたYURRYは今、引き寄せの法則をたくさん使ってinternationalなチームで日本最大級のITカンファレンスを運営する一員としてがんばっている。

 

このチームはほぼ全員が業務委託で自分の会社や仕事をもちながら+アルファで手伝うような構成だ。私は英語を使って海外チームや海外企業の方と仕事をしている。1度もメンバーには会ったことないし、9割スラックでの非同期コミュニケーションである。

 

わたしにとっては、リモートで働く組織は2社目である。そうなった場合に、前の会社の当たり前と比較することができてしまい、もっとこうだったらうまくいくのにな、ということがありありと見えてきている。

今まで前の会社の欠点を見て現場を離れたけど、違う組織から前の会社を見るといいところがたくさん見えるようになったのがすごいところだ。今日はリモート組織でほとんどメンバーと会わずに仕事をする上で重要だと思ったことを語ろうと思う。

逆にいえば、この重要なこと、が前の会社に当たり前にあったこと、と言える。大いなるリスペクトを持って、語らせてもらう。

 

リモート前提で働く組織で必要なこと

1. リアクション

リモートはまじで相手の反応や様子が見えない。仕事の進捗がわからないとかモチベ大丈夫かな、とかそんな大きな題目は置いておいて、質問や発言に対して反応する、というのがいかにメンバーのやる気やモチベをあげるかをしみじみと感じている。

え、これ基本じゃん?と思ったかもしれない。当たり前でしょ?うん、当たり前なのにできない人が多すぎる。質問にスタンプのリアクションもない、返信もない、というのは無視と同じである。いわゆるいじめである。仕事のやる気もなくなるし、私必要とされてないんだという気持ちになる。

忙しいから返信できない、はリアル言い訳。前の会社は今のチームの3倍は全員が忙しくしていた中で、5倍くらいのリアクションをしながら業務していた。

きっとだれかが見ている、誰かが反応してくれる、という精神的安全性はリモートという孤独な闘いの中で唯一救いとなってくれる姿勢である。これができることは組織の一体感も生んでくれる。

2. 気遣い、思いやり

あなたは知っているのに、なんで私に共有されてないの?こういったことはよくある情報格差だ。この情報格差の体験が多くなればなるほどチームメンバー、マネージャークラスへの不信感が募る。情報を自分からとりに行かないと置いてけぼりになる世界となり、社内で情報への優劣競争が起こってしまう。

そんな中、前の会社でいたのは自分が知った情報をチームメンバーに思いやりで流してくれるメンバーだ。知っておいた方がいいかもよ、そういえば○○さんにも教えておくね、次入ってきた人もわかるようにnotionに残そうよ、これで救われるコミュニケーションはたくさんあった。これができるというのは、③番にもつながるが、情報のキャッチアップが好きで、共有する、思いやりで教えることができるマインドがある人だ。

今のチームはこれができないメンバーがほとんどなので、情報格差がすごい。そのたびにイライラしてしまう。私も含め、○○さんにも共有しておこう、は必ずチームが救われる。

私自身も、気遣いをテーマに残り1カ月働いていきたい。

3. 周りが見える人

どうしても忙しいと自分の業務しか見れなくなりがち。その目線をあげてくれるのが俯瞰して状況を把握できている人だ。これはリーダーやマネージャークラスに責任を渡したいところだが、そんな優秀な人はいない、ということも組織で学んだので、望むことを書いておく。今どんな状況なのか、誰が知っておくべきなのか、誰にきくべきなのか、鳥の目を持って俯瞰できる構図にしておくことができそうで難しいようだ。また、周りを見て○○なコミュニケーションをとろう、○○に記しておこう、など2番と重なるが周りが見えることで進むコミュニケーションや案件がたくさんある。

こういう周りを俯瞰して指示ができる人が一番リーダーになってほしい。

自分もリーダーになった際には、唯一俯瞰して見えるポジションにいるのだからこそ情報の均一性、スムーズに進めるためのスタック部分を見つけて進めることをできるようにしたいと思った。

 

 

以上。

私が今のチームで働いていてフラストレーションがたまりイライラすることが多いので、なんでだろう?と考えた結果、これを当たり前だと思っていて、なぜできないのか?と思っているからなんだと思った。裏をかえすと、この3つは前の会社で当たり前にあるマインド・姿勢であって、この姿勢がいかに組織の一体感を生んでいたか、いかに精神的安全性を保っていたか、本当によくわかった。

まだ2社しか経験していないけど、私史上リモートワークでコミュニケーションの環境であの会社に勝てるところはないのではないかと思う。

そりゃあコミュニケーションのツールを売ってるからね(*‘∀‘)

 

 

今ある幸せ、今ある良さは、失わないと・離れないと本当にわからない。

当たり前だと思っているものは当たり前じゃない、だけどその当たり前に近づけることが組織を成長させる。その知見をたくさん集めればとてもとても強いチームを作っていけるし、いい人を集めれるんだと思う。

 

私は今回英語を使って優秀な責任者の元で働けているこの事実が素晴らしすぎて残り1カ月をたくさん堪能していこうと思う。